函館駅新駅舎6月21日開業
update 2003/3/27 11:55
JR北海道は26日、建設工事を進めているJR函館駅新駅舎について、6月21日に開業すると発表した。店舗エリアの出店計画も決まり、1、2階には物販や飲食など8店舗が入いる。新たな「陸の玄関口」の具体的な開業日などが示されたことで、観光振興や駅前・大門地区活性化の弾みとしての期待が一層高まりそうだ。
新駅舎は鉄骨造り2階建て、延べ面積6300平方メートル。中央に高さ24メートルのロトンダ(卵形の塔)を配置し、金属パネルとガラスを組み合わせたシンプルな外観。一昨年8月に着工し、外観はほぼ完成。現在、内装工事が進んでおり、進ちょく率は80%。
店舗エリアは、ピア、ポート、ポジティブ、ポストを合わせた造語で「ピアポ」の愛称に。1階は、ミニコンビニ、土産・弁当店、カフェ・ベーカリー、書籍販売の5店舗。2階は中華・和食料理、海鮮料理、カレーの飲食店3店舗が出店する。
また、2階には各種イベントやキャンペーンの開催、市民と観光客との交流の場としての活用を想定し、200平方メートルの多目的ホール(フリースペース)も置く。
新駅舎の開業日が決まり、JR北海道函館支社の菅原重光支社長は「開業に向けて万全を期したい」と話し、函館市の木村孝男助役も「新駅舎の開業は中心市街地活性への大きなインパクトになっていく」と期待。「市としても、新駅舎と併せて駅前広場を市民や来訪者に親しまれる『函館の顔』として整備していきたい」としている。
なお、同支社では新駅舎多目的ホールの愛称を募集。応募用紙(函館支社1階受付、函館駅、五稜郭駅にある)などで同支社企画グループ多目的ホール施設愛称係に郵送(〒040―8558、函館市若松町12の5)ファクス(TEL26-6540)メール(jr@hakodate.or.jp)で応募。締め切りは4月10日。問い合わせは、同支社TEL23-3359。
提供 - 函館新聞社
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