新入社員研修盛ん
update 2003/3/26 10:41
函館市内の各企業では現在、新入社員研修が盛んに行われている。社会人としてスタートを切る新卒者、新天地で新たな一歩を踏み出す転職者らが、“即戦力”を目指し、接客マナーや実務研修などに取り組んでいる。
宅配ピザチェーン「10・4(テン・フォー)」のオーディンフーズ(柏木町24、長谷川英直社長)は、22日から入社式の29日まで、同社の中道研修センター(中道1)で新人研修を実施。注文の電話応対やシステム実習に加え、3年後までの自分の目標を設定するキャリアプラン作成など新たな研修項目も取り入れている。
今年の新入社員は20人。4月7日から全国各地の店舗などに配属されるため、ピザ作りの実習も体験。生地練りや生地のばし、チーズなどをトッピングし、焼き上げるまでの一連の作業に取り組んでいる。
新入社員らは、指導する先輩社員から、作業時間や形、サイズなどを指摘され、やり直しさせられる場面も。高橋尚子さん(18)は「生地のばしなどは難しいが、ピザづくりの工程が分かり楽しい。頑張って、お客さまに喜ばれる『テン・フォーマン』になりたい」と話していた。
また、ソフトウエア、ハードウエア設計開発の「エスイーシー」(末広町22、沼崎弥太郎社長)では21人を採用。26日から28日まで、社会人のマナーなどの基本のほか、市立函館保健所や函館税務署の職員を講師に招き、健康や税金について学ぶ。函館バス(高盛町10、出浦一誠社長)でも新入社員9人が乗客への応対や案内放送などの業務実習を重ねている。
提供 - 函館新聞社
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