青少年文庫整備へ
update 2003/3/25 11:24
財団法人「相馬報恩会」(梅津佐助理事長)は24日、函館市が2005年12月の開館を目指す市中央図書館の図書購入費として、市に5500万円を寄付した。市はこの善意を基に、同館の青少年コーナーを「相馬報恩会青少年文庫」(仮称)として整備する方針。
同会は1944(昭和19)年の設立以来、相馬株式会社を興した故相馬哲平氏の意思を継承し、教育文化の向上を目的とした各種事業を実施。同氏が16(大正5)年に、5階建て書架(現市立函館図書館本館書庫)を寄贈していることから、今回は新図書館の整備に寄付金を役立てることにした。
この日、市役所で梅津理事長から目録を受け取った井上博司市長は「多額の寄付をいただき、市民を代表して心からお礼を申し上げたい」と述べ、感謝状を贈った。梅津理事長は「購入した図書を、若い人たちが大いに活用してくれることを期待している」と話している。
同会は、同館開館後の06年度以降についても、蔵書更新費として寄付を継続する方針という。
提供 - 函館新聞社
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