「ふるさとの森」整備へ

update 2003/3/24 11:19

 木古内町は新年度、フォレストアメニティ施設整備事業に着手する。まちを見下ろす萩山と薬師山、野球場などがあるすそ野の一角を合わせた「ふるさとの森」(通称)と呼ばれる地域約28ヘクタールに、公園や親水施設、遊歩道などを設ける計画。2006年度まで4カ年での整備を見込み、町は「隣接する中央公民館やファミリースポーツセンターなどとともに、事業終了後は一大レクリエーションゾーンが完成する」(産業経済課)と話している。

 ふるさとの森は、同公民館と同スポーツセンターの裏手に位置する、鷹取野球場や多目的広場、町民プール、テニス場がある山すそ部分と、萩山、薬師山を合わせた地域。町は今回、これら既存の運動施設と両山を連携させた新たなレクスペースの整備として企画。総事業費は約3億9000万円を見込んでいる。

 ふるさとの森は山すその「エントランスゾーン」と「スポーツ体験ゾーン」、山間部の「自然体験ゾーン」に大別できる。このうち「エントランス―」には緑地公園と駐車場を設置。「自然体験―」では、遊歩道の補修・増設と、小川を生かした親水施設の造成を行う。また「スポーツ体験―」には、既存施設の間を走り、遊歩道の入り口に至る管理用道路を造る。

 新年度は1億2462万円の予算で、公園の造成や管理用道路、駐車場の整地などを実施する。04年度以降は道路、駐車場の舗装、遊歩道、親水施設、萩山山頂の展望台の整備などを順次進め、最終の06年度は同山頂周辺などで景観に配慮しながら、約3000本の植樹を予定している。

提供 - 函館新聞社



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