新品種米の名称決まる
update 2003/3/20 10:43
道南農業試験場(大野町本町、花田勉場長)が道南向けに開発した水稲新品種・渡育240号の名称候補の選考委員会が、19日午後2時から町農業振興センターで開かれ、函館市の石黒恵子さん(50)の「ふっくりんこ」が選ばれた。同試験場は20日にも道を通じて農水省に名称を通知する予定で、認められると、道南産の“新顔米”として登録される。
新品種のコメは同試験場が13年ぶりに開発したもので、他の道産米にはない軟らかさと粘りを持ち、冷めても硬くならないなどの特徴を持つ。温暖な道南の気候に適しており、同試験場などでは将来的に、渡島・桧山管内で800ヘクタールの作付面積を目指し、主に地元や道央での消費に期待している。
名称募集は電子メールなどで受け付け、道内や青森、横浜などから重複を含み4655点の応募が寄せられた。地元の農業女性グループや米穀店などの女性18人が選考。「ふっくりんこ」は品種の特性である柔らかいイメージや、呼びやすく親しみやすいことが評価された。
石黒さんは応募に寄せて「一粒一粒ふっくらと、おいしいイメージを表現した」とコメントしている。
同試験場は既に農水省に品種の種苗登録申請をしており、「ふっくりんこ」の名前が過去の品種や他の米の商標登録にないかなどをチェックされた後、正式に決定。万一、他の品種名と重複した場合は、予備候補として選ばれた「つやしるく」が対象となる。 道南農業試験場(大野町本町、花田勉場長)が道南向けに開発した水稲新品種・渡育240号の名称候補の選考委員会が、19日午後2時から町農業振興センターで開かれ、函館市の石黒恵子さん(50)の「ふっくりんこ」が選ばれた。同試験場は20日にも道を通じて農水省に名称を通知する予定で、認められると、道南産の“新顔米”として登録される。
新品種のコメは同試験場が13年ぶりに開発したもので、他の道産米にはない軟らかさと粘りを持ち、冷めても硬くならないなどの特徴を持つ。温暖な道南の気候に適しており、同試験場などでは将来的に、渡島・桧山管内で800ヘクタールの作付面積を目指し、主に地元や道央での消費に期待している。
名称募集は電子メールなどで受け付け、道内や青森、横浜などから重複を含み4655点の応募が寄せられた。地元の農業女性グループや米穀店などの女性18人が選考。「ふっくりんこ」は品種の特性である柔らかいイメージや、呼びやすく親しみやすいことが評価された。
石黒さんは応募に寄せて「一粒一粒ふっくらと、おいしいイメージを表現した」とコメントしている。
同試験場は既に農水省に品種の種苗登録申請をしており、「ふっくりんこ」の名前が過去の品種や他の米の商標登録にないかなどをチェックされた後、正式に決定。万一、他の品種名と重複した場合は、予備候補として選ばれた「つやしるく」が対象となる。
提供 - 函館新聞社
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