「函館野外劇」の会がボランティア募集
update 2003/3/19 10:38
公演のリニューアルを進めている、市民創作「函館野外劇」の会(フィリップ・グロード理事長)は、今夏の第16回公演の出演者やスタッフを募集している。すでに新シナリオは大筋でまとまり、メーンキャストも決定したが、リニューアルに伴い、出演者の増員、新たな舞台道具制作などが必要になることから、人員確保が今後の課題となっている。
公演は、今夏から場面数が減るため、出演者1人の掛け持ち数も、これまでの3―4回から2―3回へと減少。シナリオや演出の変更も影響し、1日の公演で必要となる最低人数はこれまでの300人から400人へと増える。同会にとっては、いかに出演者を確保するかが悩みでもあり、「公演の鍵を握る」(同会)という。
大道具、小道具についても、よりスケールの大きな舞台を目指し、新たに実物大の北前船、浮き橋、鉄道馬車など22のアイテムを用意する。このため、事前の制作作業にかかわる制作スタッフ、当日の会場で誘導や警備に携わる裏方スタッフへの参加も呼び掛けている。
一方、2月に実施したメーンキャストオーディションについては、「レベル、熱意とも及第点以上」(同会)との判断から、ダブル、トリプルキャストを組み、参加した34人全員に希望の配役でリハーサルに参加してもらうことにした。希望者が多かったコロポックルについては、シナリオを一部変え、応募した9人全員が出演できるよう工夫する。
このほか、函館出身のロックバンド「GLAY」へのテーマ曲制作依頼については、2月の署名送付以来連絡がないため、今月末にも再度、文書で協力を要請するという。
スタッフへの参加希望など、問い合わせは同会事務局TEL56-8602。
提供 - 函館新聞社
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