キングハイヤーが運転代行で札幌進出
update 2003/3/19 10:35
キングハイヤー(函館市美原2)は、運転代行サービスで札幌に進出、4月下旬の営業開始を目指す。同社は客の車を運転し、目的地に向う一般的な業務のほか、客の車を自社駐車場で一時保管するなどの独自サービスも展開している。函館で積み上げた経営ノウハウ、接客サービスを生かし、事業の拡大を図る。
同社は、一昨年12月から新分野への事業展開として、運転代行サービス事業を開始。当初は夜間に限っていたが、冠婚葬祭や病院利用者などの需要を踏まえ、昨年9月から24時間に移行。「思った以上にお客さまに受け入れられ、毎月利用が伸びている」と手応えをつかんでいる。
札幌の運転代行サービスの大半は、駐車場を持たず、利用客は自ら有料駐車場などに保管するケースが多い。同社は、車の保管から受け渡しまで一貫したサービスを提供し、既存業者との差別化を図る。
中央区南7西4に660平方メートルの土地を取得。当初は5台でスタートし、年内には10台体制にする予定。駐車料金800円、引き取りサービス料500円。代行は3キロまで2000円、その後1キロごとに300円加算する。営業は午後5時から翌午前4時まで。「札幌で得たことを函館にも生かし、サービスを高めていきたい」と同社。
また、市内でも事業を拡大。現在の10台から今月中に12台へ増車し、年内には現在の本町に加え、美原に新拠点を開設する。来年以降は、上磯、大野、七飯の3町をエリアにした事業展開も計画している。
提供 - 函館新聞社
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