選挙戦いよいよ秒読み

update 2003/3/18 10:37

 告示間近に迫った道知事選、道議選に向け、事務作業の準備が活発化している。函館市内では既に知事選、道議選のポスター掲示場の設置が進んでいるほか、17日には投票用紙が道選管渡島支所に到着した。街角では投票日を告知するポスターや看板も目につき、選挙戦が秒読み段階に入っていることを知らせている。

 ポスター掲示場の設置作業は今月10日から開始。市内では知事選、道議選とも485カ所に取り付けられる。

 掲示場は鉄パイプで組んだ土台にベニヤ板をくくり付けたもので、ともに縦90センチ、横3・15メートル。板には耐水ボードを用い、続く市長選、市議選でも使用される。市議選は定数34に対し43人が名乗りを上げていることから、縦1・80メートル、横7・20メートルと大型になる。

 設置作業は、市選管が掲示場485カ所を7工区に分け、業者に委託し、20日までに取り付けられる。市長選、市議選のためのボード張り替え作業は4月14日から行われる。

 一方、投票用紙は17日午後にトラックで到着。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録数などに基づき、函館市23万6000枚、町村分14万4800枚の計38万800枚が届いた。

 投票用紙は知事選が白、道議選が浅黄色の用紙に黒インクで印刷。今回初めて導入した点字投票用紙も、知事選、道議選それぞれ1100枚ずつが送付された。

 職員らは投票用紙1万8000枚入りの段ボール箱44個と、不在者投票用の封筒などを会議室に運び込み、次々と開封。1000枚単位で包んでいる束をくずし、17市町村ごとに仕分けした。

 函館市には同日中に投票用紙を配布。残る16町村は18日午前に引き渡される。

提供 - 函館新聞社



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