ごみ袋に広告掲載検討へ
update 2003/3/18 10:36
函館市は、昨年4月からの家庭ごみ処理有料化に伴い販売している市指定ごみ袋への、広告掲載について検討する方針を明らかにした。実施時期についての明言は避けたが、実現すれば、市にとって大きな収入源となりそうだ。
15日の定例市議会予算特別委員会(石井満委員長)で、小川進委員(新緑クラブ)の質問に井口一民環境部長が答えた。
市環境部によると、指定ごみ袋は今年度、「燃やせる」「燃やせない」の両袋で計2757万枚、新年度は同1663万枚を作製。作製にかかる費用は今年度で約9564万円、新年度は約9022万円となっている。ごみ袋には市のCIマーク「函館ひかりのおくりもの」に加え、ごみを出す際の注意事項などが書かれている。
この日の委員会では、小川委員が「指定ごみ袋1枚につき広告費3円とすると、(新年度の作製枚数から計算した場合)約5000万円の広告収入が見込め、十分収入源になる媒体だ」とただした。これに対し、井口部長は「収入を得るうえで有効な方法の一つ。広告料の設定や広告内容にも問題があるが、実施する方向で検討したい」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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