女性センターが相談室開設
update 2003/3/13 11:01
函館市女性センター(厚谷享子館長)は新年度から、女性同士が悩みを共有し、解決を目指すフェミニスト・カウンセリングの視点に立った「こころとからだの相談」を実施する。女性の社会進出が進むにつれ、心身の悩みが複雑化していることなどを背景に開設する。面談は市内の女性精神科医が務め、4月から月1回、無料でさまざまな悩みに応じる。
同センターではこれまで、女性に知識、教養を高めてもらう各種講座を開いているが、相談事業の実施は初めて。
フェミニスト・カウンセリングの視点に立った相談事業が全国各自治体で増加していることや、函館でも国立函館病院が昨年12月、女性専用外来を開設するなどといった市民ニーズの高まりを受け、女性精神科医との面談形式による相談を行うことにした。
開設日は毎月第4月曜日の午後2―4時の2時間。申し込みを事前電話予約で受け付けるとしており、今後、市の広報紙やホームページなどで周知を図る。同センターでは「女性特有の悩みなども、気軽に話せる場になるのでは」と話している。
また、同センターでは5、6月をめどに女性精神科医と婦人科医が講師となっての「いきいき健康講座」を開始する予定で、こちらは全4回、参加料は500円としている。予約、問い合わせは同センターTEL23・4188。
提供 - 函館新聞社
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