チョロQ市バスを直接販売

update 2003/3/11 10:43

 函館市交通局労働組合(古垣由孝執行委員長)は、市バス・市電のセットチョロQ「さよなら市バス・走り続ける市電」2000セットを、15日午前9時から市交通局労働組合事務所(駒場車庫内)で販売する。事前の通信販売では全国から申し込みが殺到、6000セットが即日完売したという人気商品。最後の入手チャンスとなる直接販売にも、大勢のファンが詰め掛けそうだ。

 市バスが4月1日から完全民営移管となるのを機に、初めて企画した商品(タカラ、1700円)。販売は市電とのセットで、市バス型は3月31日のラスト・ラン(107)号がモデル。市電型は市バス型より一回り大きく、グリーンの低床車を使用している。

 直接販売に先立ち、2月17日から3月3日の期間で、往復はがきによる通信販売(先着順)を実施。「初めての取り組みだったので、売れるかどうか不安があった」(同組合)が、受け付け初日に全国から約3500通が届き、その日のうちに売り切れた。当選数は2300通で、1通(1人)当たりの購入数は2・3セット。札幌や函館など、道内からの申し込みが全体の6、7割を占めたという。

 直接販売は、地元市民が購入しやすいようにと、15、16日の2日間を予定している。「売り切れ後も問い合わせが殺到しており、15日は午前中で売り切れるのでは」と同組合。混雑が予想される当日は、誘導係の職員らを配するという。

 販売は午前9時からで1人6セットまで。駐車スペースがないので、車での来場は不可。テント張りなどの泊まりこみも禁止。問い合わせは同組合チョロQ係TEL53-3277。

提供 - 函館新聞社



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