税務署職員装う不審電話相次ぐ
update 2003/3/11 10:42
税務職員を装い、勤務先や口座番号などを聞き出す不審電話が、今年に入り、函館税務署管内でも相次いでいる。確定申告のピークを迎え、今後、増加が懸念されることから、同署では「不審な点がある場合は即答せず、税務署に問い合わせてほしい」と注意を呼び掛けている。
不審電話は、税金の還付を理由に世帯主や子供の住所、電話番号、勤務先、口座番号などを聞くケースが多く、最近では携帯電話の番号を聞くケースもあるという。
函館税務署によると、2001年に相次ぎ、同年、同署に寄せられた不審電話に関する問い合わせは約30件。昨年は10件程度と減ったが、今年に入って数件寄せられ、先週も1件あった。
今のところ、実際に被害に遭った人はいないが、「突然の電話に、答えてしまうケースも少なくない」と同署。このため、同署では「税務職員が電話する場合は、署名、部門名、氏名を名乗ってから要件を伝えている」とし、「不審に思ったら相手の名前などを聞き、電話をいったん切って、税務署に確認してほしい」と話している。問い合わせは同署総務課TEL22-4131。
提供 - 函館新聞社
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