新幹線実現へ道南地域総決起大会で気勢
update 2003/3/10 10:39
「いよいよ実現!夢の北海道新幹線」と銘打った、道南地域総決起大会が8日、大野町中央公民館で開かれた。自民党整備新幹線建設促進特別委員会の野沢太三委員長(参議)の講演などを通し、道新幹線の早期実現、新青森・新函館の同時・暫定開業に向け、地元の誘致ムードを盛り上げた。
自民党道第8選挙区支部(佐藤孝行支部長)の主催。今年末には政府・与党による整備新幹線未着工区間の見直しが予定されていることなどを踏まえ、地元の新幹線誘致運動をアピールするのが狙い。渡島、桧山管内の市町村長や議会議員、経済団体関係者、地域住民ら約1300人が参加した。
佐藤孝行支部長、来賓の堀達也道知事、坂本眞一JR北海道社長らがあいさつで道新幹線の早期実現に全力を尽くすことを表明し、地域の総力結集を呼び掛けた。
講演で、野沢氏は、貨物列車と新幹線が走る青函トンネル内の安全性確保、道開発予算の集中投資、並行在来線への対応など道新幹線の早期実現へのポイントなどを示し「カギは皆さんが握っている。地域にとって新幹線が必要という熱意を繰り返し訴え、各方面で運動を展開してもらいたい」と語った。
吉田浩二大野町長の謝辞、井上博司函館市長の決意表明に続き、最後は参加者全員で道新幹線の早期実現に気勢を上げた。
提供 - 函館新聞社
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