棒二森屋リニューアルオープン

update 2003/3/10 10:37

　棒二森屋（若松町１７）は８日、本館、新館アネックスの改装工事を終えてリニューアルオープンした。両館に分散していたレディス、メンズファッションを本館に集約するなど、買い物の利便性を強化した売場に再編。記念セールやイベントも始まり、初日から多くの家族連れや女性客らでにぎわった。

　ＪＲ函館駅の新駅舎の６月開業、駅前広場の整備などを踏まえ、１９８８年以来１５年ぶりの大規模改装。改装費用は約４億円。

　これまで、レディスは本館が４０、５０代向けのミセス、アネックスがヤング、２０、３０代向けのキャリアに分散していたが、アネックスから６店を本館に移設し、本館２階にキャリア、３階にはミセスとレディスを集約。１階は婦人靴、ハンドバック売場を拡大した。末広町の手代木友紀さん（３１）は「婦人物がまとまり、商品が選びやすくなった」と話していた。

　また、アネックスは、ヤング向けレディスを１―３階に集約。５階は書籍販売を従来の２倍の５００平方メートルに拡充し、文芸、文庫本などの品揃えを強化。６階には子供向けのアミューズメントコーナーも新設した。

　同社営業企画部では「両館の各階ともお客さまの入り込みはまずまず。今後も駅前の買い物ゾーンの核として、人の集まる店づくりに努めたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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