函館バスが賃貸ビル建設へ

update 2003/3/10 10:37

 函館バス(函館市高盛町10、出浦一誠社長)は、松風町14の社有地に賃貸ビルを建設する。4月中旬に着工し、建物では、グループホーム(痴ほう対応型共同生活介護)が8月初旬に開所する予定。同社では「高齢化社会を迎え、市民、地域福祉の推進に貢献できれば」と話している。

 同社では経営強化策の一環として、昨年度から所有する土地や建物を有効活用し、賃貸事業を展開。これまで、日の出町17、美原3で商業店舗の賃貸を行っている。

 今回の賃貸ビルは、敷地面積約840平方メートル、建物は鉄筋造2階建て延べ約463平方メートル。個室のほか、食堂、リビング、浴室などを設ける。12日に地鎮祭を行い、4月中旬に着工、7月中旬ごろ完成の予定。

 建物には、市内や七飯町でヘルパーステーション、ケアプランセンターを運営する有限会社「ウィズ」(亀田町22、葛西宣彰代表)が「グループホームそよかぜ」として開所。定員18人。介護員17人を配置し、食事や入浴など入所者の自立生活を支援する。

 葛西代表は「従来、グループホームは郊外が多く、生活に密着した場所に作りたかった。大門地区は函館で生まれ育った人にとってなじみ深い場所。そこでゆっくりと生活してもらいたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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