大門屋から独立店
update 2003/3/7 10:26
函館・大門地区の活性化事業として、低料金で空き店舗を提供するチャレンジショップ「大門屋」(松風町9)の2期生、浅野進さん(28)が6日、松風町6にシルバーアクセサリーとレザー製品を扱うブランド販売店「GREEN LIGHT(グリーン・ライト)」をオープンさせた。「大門屋」で商品管理や経理などのノウハウを学び、念願の店を構えた「独立店」としては9店目となる。
「大門屋」は起業家育成事業などを展開する第3セクターのまちづくり会社「はこだてティーエムオー(TMO)」(渡辺良三社長)が2001年7月から開始。1期生8店舗が既に独立、大門や西部地区を中心に商業活動を行っている。
浅野さんは2期生として昨年7月、大門屋に入店。商業者になるための知識と技術を、今月2日まで学んだ。“独立地”は大門屋入店前から希望していた「富士銀通り」の空き店舗。広さ約33平方メートルで「大門屋」時代の1・5倍。「うれしい以上に緊張しています」といい、「うちの経営を長続きさせることが活性化のためにもなる」と大門再生にも意欲的。
板張りで囲まれたフロアにショーケースが置かれ、指輪、ペンダントなどのシルバーアクセサリーとサドルレザー(牛革)を加工した財布などが400点以上並ぶ。オリジナルデザインも考案し、指輪については石のはめ込みなど、客の要望に応える。 仕入先は、自信とこだわりをもつメーカー約10社。「若い層だけでなく、年配の方にも来てもらえるような店作りをしたい」と抱負を話している。営業時間は正午から午後8時。水曜定休。TEL22-9850。
提供 - 函館新聞社
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