第2次七飯町市町村合併研究会が中間報告まとめる

update 2003/3/6 10:38

 七飯町の庁内職員でつくる第2次七飯町市町村合併研究会(座長・吉田雅幸町保健福祉課長)は5日、中間報告を発表した。道などが示した合併パターンから離れ、独自に「上磯、大野、七飯、鹿部」の4町による合併を「当町の理想」と示した。同研究会は今後も調査、研究を続け、間もなくまとまる地方制度調査会の中間報告の内容を踏まえ、最終報告を取りまとめる。

 報告書によると、合併対象自治体として3町を選定したのは▽上磯は相互に同一の行政圏、生活圏を有する▽大野は農業が主産業であることや、道新幹線計画など共通したまちづくり構想がある▽鹿部は大沼を連動させた観光や駒ケ岳の防災対策など共同で対応できる―などと挙げている。

 ただし、上磯町については「松前、福島、知内、木古内の渡島西部4町の合併では、市となる最低要件の人口3万人の確保が難しく、上磯は4町の補完的役割を負わざるを得なくなる」と予測。「(今回理想とした)4町の合併の枠組みから(上磯町が)はずれても、合併特例法の期限を踏まえて協議の整った町から合併を進めていくべき」としている。

提供 - 函館新聞社



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