東雲広路駐車禁止へ
update 2003/3/6 10:36
函館市役所からともえ大橋に続く「東雲広路」のうち、最も海側の駐車禁止になっていない区間が、この夏までに駐車禁止になる見通しとなった。同所では、歩道上にまで車の列ができるほど“駐車場”としての使用が恒常化しており、地域住民らから改善を求める声が上がっていた。市は「遅くとも8月までに駐車禁止にしたい」としている。
同所は、市が港湾部の事業として1997年に調査・設計を開始。トータルな人の流れなどを考えて造り、2000年に完成させた。道路幅が広く、外側線と歩道の幅も2b近くあることから、白線内に駐車しやすい構造となっている。
函館西署によると、同所近くで働く人が日中、駐車場代わりに使っているほか、朝市関係者も使用。路上に駐車している車の多くは「交差点での駐車などを除き、違法性のないケースがほとんど」という。
ただ、ずらり並ぶ路上駐車に誘発されてか、歩道上にまで車が列を作っているのが実情。歩道上を数十メートルも走行して駐車する車もみられ、近くを散歩する地域住民や観光客らから苦情が上がっている。
同署では「構造的な問題の解決が必要」として、市などと繰り返し実効策を協議していた。新年度のスタートに合わせて、4月上旬にも公安委員会に駐車禁止を要請する方針。
この問題については、5日の定例市議会一般質問で、阿部善一議員(民主・市民ネット)の質問に井上博司市長が答えた。
提供 - 函館新聞社
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