港町ふ頭で大型貨物船売買
update 2003/3/5 10:41
海外の船主間で売買交渉が成立した大型貨物船の受け渡しが、このほど函館港・港町ふ頭の水深14メートル岸壁で行われた。公共ふ頭に停泊しての受け渡しとしては、過去最大級という。
売買された船はパナマ船籍で、総トン数3万5800トン、全長225メートル。載貨重量が5万トンを超すとされる船体規模は、昨年6月に同ふ頭に入港した大型客船「クリスタル・ハーモニー」に匹敵する。
函館市内の代理店2社が売り手と買い手の代理を務め、このほどイギリスの船主が同船を購入。この時点で、船名が「コロナブレーブ」から「カンブリア」に変わった。
同船は、山形県酒田港での荷役の後、売買に関する施設や許可などすべての手続き条件を満たす函館港に入った。港内での貨物船の売買自体は珍しくないが、これまでは防波堤付近に停泊して実施することが多く、今回のように公共ふ頭を利用したケースでは最大級となる。
同船は6日午後、出港する予定。
提供 - 函館新聞社
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