来年度政府予算内示に合わせ、井上市長ら上京
update 2002/12/20 11:18
来年度政府予算の財務省原案の内示に合わせ、井上博司市長ら函館市の幹部が20日に上京し、要望事項に関する情報収集を行う。市予算に関連する事業の要望総額は約128億2400万円。既に要望している19項目のうち、具体的には駅前土地区画整理事業の駅前広場整備や港町地区の大型公共ふ頭の整備、函館空港整備の用地造成などを柱に据えた。一方では、北海道新幹線実現への正念場を迎える来年末をにらみ、今回も「青函同時開業」の要望活動を展開する。
市からは今回、井上市長を含む部長職以上だけで11人の幹部が上京。各関係省庁などへの予算要望は11月に終えており、今回は市とともに渡島総合開発期成会の事務局も上京、原案内示の情報を管内の関係町村に提供する。
このうち市予算に関連する事業では、国施行分として港町ふ頭、幹線臨港道路、空港の用地造成や道路・駐車場の整備で総額36億6500万円、道施工分としては浄化センター、湯川漁港の整備など総額19億7000万円。
また、市など施行分ではJR函館駅前の広場や区画道路整備のほか、臨港道路若松北地区や日乃出清掃工場改造工事(3号炉)、特別史跡五稜郭跡の石垣修理など、総額71億8900万円を要望している。
具体的な要望事項には入っていないが、道新幹線問題についても関係省庁に口頭で推進を求める方針。未着工区間が見直される来年末がヤマ場とみられ、道新幹線の着工認可と青函同時開業を強く訴えることにしている。
提供 - 函館新聞社
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