NCVが夏の高校野球支部予選の中継打診
update 2003/3/5 10:38
ケーブルテレビ局のニューメディア(本社・山形、NCV)函館センターが、今夏の放送を目指して、高校野球函館支部予選のテレビ中継を道高野連函館支部に申し入れている。同センターのエリア対象チームが出場するすべての試合を生中継したい意向で、同支部も前向きに検討している。支部予選は映像化されることが少ないだけに、実現すれば球児たちの夏はいっそう盛り上がりそうだ。
高校野球の中継について同局では、すでに山形県にある本社が中継をしている実績がある。同センターでは、道南の野球熱の高さもあり、昨年11月に同支部に打診。実現すれば、本社のノウハウを生かした形で中継したいとしている。
1回戦から代表決定戦まで、同センターのエリアとなっている函館市と上磯、七飯両町のチームが出場した試合が対象で、カメラ1台をバックネット裏に設置、解説者を交えた実況放送にしたい考えだ。
こうした申し入れを受けて、同支部では2月末の理事会で協議。主催者などとの話し合いもあり、結論は持ち越されているが、佐藤典之事務局長は「前向きに検討している」と話している。
同支部予選は、夏の大会でNHKが1992年まで代表決定戦をラジオとともに中継、93年からはラジオで中継している。また、道内では帯広のケーブルテレビ局が十勝支部予選の模様などをダイジェストで放送している。
同センターの宍戸敬三副センター長は「山形でも(中継に対して)反響があった。予選の1、2回戦などは、見てもらう機会もないので(中継で)見てもらえれば」と話している。
提供 - 函館新聞社
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