プティ・メルヴィーユ「大丸」札幌店に出店
update 2003/3/5 10:37
函館市内外から人気が高い本格フランス菓子店「Petit Merville(プティ・メルヴィーユ)」(本通3、遠藤薫オーナーシェフ)は8日、百貨店「大丸札幌店」(札幌市)の地下1階、和洋菓子売り場に「札幌大丸店」を出店する。函館で好評の名菓各種ほか、札幌市民のスタイルに合わせた限定商品などを店内で製造し、販売する。同店にとっては初の市外店で遠藤オーナーも「函館代表の気持ちで、良い成果を挙げたい」と意気込みを見せている。
「大丸札幌店」は6日に同時オープンする道内最大規模の複合商業施設「JRタワー」に併設。その地下1階にはプティ・メルヴィーユのほか、37の和洋菓子店が出店を予定している。
「プティ―」は1995年から営業を開始し、100円から350円までのケーキ約25種類とデコレーションケーキやオーダーケーキなどを製造、販売。連日200人程度が来店するという人気店。
本州各地のデパートなどで開かれる「北海道物産展」に数多く出展し、札幌への出店は物産展の際に知り合った大丸関係者から依頼を受けたことに始まり「市外にもファンが多く “いずれ市外に”という思いもあった」(遠藤オーナー)と出店を決断したという。
札幌店ではガラス張りの実演ルームと仕込み部屋で4人のパティシエが製造を行い、出来立てのケーキなどを約4メートル幅のショーケースに陳列する。
乳製品をふんだんに使った1番人気の一口チーズケーキ「メルチーズ(100円)」を主力に、札幌の若者をターゲットとした歩きながら食べられる、フルーツが挟まれたカステラ風の菓子も限定商品として販売する予定。
遠藤オーナーは「“うちの菓子を久しぶりに食べたい”という函館出身者に来てくれるだけでもうれしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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