函館西署交番支援隊発足

update 2003/3/4 10:48

　警察ＯＢが函館西署管内の交番で道案内などを行う「函館西署交番支援隊」（伴國雄支援隊長）が３日、発足した。同支援隊の発足は函館中央署に続いて全道２番目。これにより、全道の自治体に先駆け、市内の交番すべてで警察ＯＢによる支援体制が整うことになった。

　同支援隊の委嘱を受けたのは同署管内に住む１５人。委嘱期間は２年間で、再任も可。ボランティア活動として行われ、空き交番で道を教えたり、交番勤務員と地域安全情報の交換などを行う。

　３日には同署で発足式が開かれ、岩崎弘署長が「進んで後輩を指導し、町会活動との連携で街頭犯罪を抑止できるよう、交番を支援してほしい」とあいさつし、伴隊長も「微力ながら住民が安全に安心して暮らせるよう努力したい」と述べた。

　また、岩崎署長から伴隊長に活動時に着用する腕章が渡されたほか、隊員１人ひとりに名札が手渡された。

　伴隊長は「西部地区の交番は、観光客が道を尋ねに来ることも多い。空き交番となっている時間を少しでも減らせれば」と活動に意欲を見せていた。

提供 - 函館新聞社

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