熱いリズムで観客を魅了
update 2003/3/3 10:27
道南を拠点に活動する太鼓楽団が一堂に集まる「ひびけ太鼓〜大地に根ざせ素人衆〜」(実行委員会=佐々木孝弘委員長=主催)が2日、七飯町文化センターで開かれた。各楽団ともそろいの衣装を着たメンバーが個性豊かなステージを披露、力強いばちさばきから繰り広げられる重厚な音色とリズムが観客を魅了した。
9回目の今年は初めて七飯町で開催。地元の七飯男爵太鼓創作会をはじめ、松前雨竜太鼓、楽鼓(らっこ)の会の初出演3団体を含め、保育園児から社会人までの23団体・総勢約400人が日ごろの練習の成果を披露した。
このうち、町内の児童福祉施設・大沼学園(家村昭矩園長)の園生でつくる大沼音鼓(おんこ)からは5人が出演、指導者の小林和朗さんが作った創作太鼓「前身」を演奏した。小林さんは「いつになく緊張していたが、力のこもったいい演奏ができた」とたたえていた。
フィナーレは各出演団体が勢ぞろいし、ねぶたのリズムを表現した「津軽のまつり」を合奏。踊りも飛び出し、観客を交えて会場は大いに盛り上がった。
提供 - 函館新聞社
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