道知事選「堀氏」が3選へ意欲

update 2002/12/20 11:16

　堀達也知事（67）は19日、公立はこだて未来大学で講演。この中で「進めてきた構造改革は着実に進んでいるが、道半ばという思いを強くしている。さらに取り組みを加速させたい」と述べ、来春の道知事選への３選出馬に意欲を示した。

　講演後、知事は記者団に対し、「就任以来、さまざまな懸案に毅然（きぜん）として決断してきた」と２期８年を振り返り、「これからの北海道に必要な道筋を引いてきたという思いがある」と続投に前向きな姿勢をにじませた。

　自らの去就については、明言を避けながらも「北海道にとって、どうすることが大事なのか、支援者や協力者と相談しながら、年内には一定の方向を話したい」と述べた。

　堀知事は20日から上京し、出馬について自民党道連の北村直人会長と会談する予定。知事選をめぐっては、民主党の支持母体である連合北海道が、後志管内ニセコ町長の逢坂誠二氏（43）を擁立する方針で、共産党は全北海道教職員組合（道教組）委員長の若山俊六氏（64）を候補に決めている。

提供 - 函館新聞社

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