白百合中の鳥羽湊さん全国へ
update 2003/3/3 10:25
函館白百合学園中学校2年でマリンバ演奏に打ち込む鳥羽奏(とば・かなで)さん(14)=函館市美原3=が、日本ジュニア打楽器コンクール打楽器部門小・中学生の部で予選(テープ審査)を通過、21日、東京で開かれる本選に出場する。同コンクールへの出場は小学5年のときに次いで2度目。前回も本選に進んだが、惜しくも賞には入らず、「今度は金色(金賞)を目指す」と意欲を見せている。
同コンクールは日本管打・吹奏学会などの主催。日本管打楽器コンクールのジュニア版として2000年に創設され、今年で4回目。打楽器部門は2回目で、鳥羽さんは連続出場となる。
鳥羽さんの家族は、全員が楽器演奏に親しむ「音楽一家」。鳥羽さん自身も小1から声楽を習い、全国大会などで活躍してきた。マリンバは小3から。白百合では吹奏楽部の中学部長を務め、市民オーケストラにも在籍している。「木の共鳴する低い音が好き」といい、毎日5時間の練習は欠かさない。
今回のコンクール予選では「テクニックの確実性があり、メロディーの美しさも出している。中学生とは思えないしっかりした演奏」と評価された。
打楽器部門小・中学生の部には、鳥羽さんのほか、全国から7人が出場する予定。鳥羽さんは安倍圭子作曲の「プリズム」で金賞を狙う。「マリンバと相性の合った演奏をしたい」と意欲を燃やしている。
提供 - 函館新聞社
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