新函館農協初の女性理事誕生へ

update 2003/2/28 10:34

 渡島、桧山旧13農協が統合した新函館農協(太田真樹夫組合長)は27日、新農協初の女性理事として、旧函館市農協理事の橋田静子氏(54)=函館支店=の就任を内定した。同日の役員推薦委員会で、函館支店が橋田氏を推薦。4月下旬の総代会で正式に決定、斬新な人事で統合2年目のスタートを切る。道内農協の女性理事は橋田氏が3人目。

 推薦委は大野町内で開かれ、12支店からそれぞれ2人ずつ、理事候補が推薦された。橋田氏は今後、理事会などの機関決定を経て、4月の総代会で理事に選任される運びだ。

 橋田氏は函館市鉄山町の畑作農家。2000年5月から、統合直前の昨年1月末まで、函館市農協初の女性理事を務めた。

 道によると、道内農協の女性理事は現在、当麻、比布町両農協(いずれも上川管内)で2人在職中。新函館農協発足後、渡島、桧山両管内はゼロで「理事の大半が男性経営者なため、女性が就くのは珍しい」という。

 現在、新農協の理事構成は旧13農協の組合長らが中心で、1年間の暫定体制。「大幅な入れ替わりはない」(太田組合長)としているが、2年目に突入し、体制の刷新を図ることで、攻めに転じる狙いもある。

提供 - 函館新聞社



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