市内各小学校で体験入学たけなわ

update 2003/2/27 12:15

　函館市内の各小学校では、４月に入学を控えた幼稚園、保育園児が小学校生活に触れる「体験入学」がたけなわだ。園児たちは１年生との交流や学校見学などを通し、春からの新しい生活に胸を膨らませている。

　体験入学は２０年ほど前から各小学校で実施。小学校での生活に早く慣れてもらおうと、近隣の幼稚園や保育園に通う子供を対象に行っている。内容は学校見学や１年生の授業参観が一般的。

　このうち、函館高丘小学校（横井明校長）では２６日、同校に近い高丘幼稚園（玉利達夫園長）と、つくし保育園（寒川順子園長）の年長児５９人が、１年生６８人とゲームなどで交流した。

　同校では昨年度から、園児と児童との交流会に内容を変更している。園児たちは体育館でのクイズ大会などに元気いっぱい。昼食時間には、給食やお弁当を囲んで楽しく食事し、“先輩”の児童の中には、お弁当をうらやましそうにのぞき込む姿も見られた。

　つくし保育園の奥田薫海（のぶひろ）ちゃん（６）は「一緒に昼ご飯を食べるのが楽しかった」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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