未来大大学院認可

update 2002/12/20 11:14

 函館圏公立大学広域連合(広域連合長・井上博司市長)が文部科学省に申請していた公立はこだて未来大学(伊東敬祐学長)の大学院が19日、認可された。同大は募集人員を前期50人、後期10人とし、来年2月に入学試験を行うことにしている。同4月に開講する。

 同連合では一昨年4月の開学以来、情報科学の高度化に対応する人材育成と、大学間競争に備えた基盤強化の観点から大学院設置を協議、6月末に同省に認可申請の手続きを行った。

 その後、今月11日に大学設置・学校法人審議会(丹保憲仁会長)が遠山敦子文部科学相に同大学院を答申し、事実上の新設が決まっていた。

 大学院に設ける研究科・専攻はシステム情報科学研究科・専攻で、博士過程(前期)2年、同(後期)3年を同時開設する。研究テーマは知能情報科学、メディアアーキテクチャ科学、複雑系情報科学の3領域となり、大学院生への指導や研究は同大教員が担当する。拠点となる研究棟は、院生が増える05年度に建設する予定。試験日は前期が来年2月1、2日、後期は同2日となる。
 井上博司・函館圏公立大学広域連合長の話
  本日、公立はこだて未来大学大学院が認可されましたことは、誠に、喜びに耐えないところでございます。これもひとえに、伊東学長をはじめとする未来大学各位のご努力と、広域連合を構成する1市4町のご支援の賜物と衷心より感謝申し上げます。

 大学院の設置を契機に、未来大学が独自の創造性の高い人材育成や研究活動を一段と強化し、先端的な学術研究拠点として、地域の発展に大きな役割を担うことができるよう、私としても最大限、努力してまいる所存でございます。

提供 - 函館新聞社



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