「八百―ねっと」が消費者交流会

update 2003/2/24 10:48

　インターネットを通じて農水産物の販売を行う「八百（やお）―ねっと」（高坂重勝代表）は、２３日午前１１時から大野町農業振興センターで消費者交流会を開いた。同ねっとに商品を提供している生産者と消費者が、地場産品を使った手作り料理に舌鼓を打ち、ざっくばらんに語り合って交流を深めた。

　同ねっとは一昨年に開設。現在は大野や七飯など渡島管内の約４５の生産者が加入、季節野菜のほか、漬物などの農産加工品の注文と宅配に応じている。消費者交流会は日ごろの利用者への感謝と、同ねっとのＰＲ、地元農業の理解を目的に、昨年に続いて開いた。

　この日は、生産者や地元の農業関係者約３０人と利用客や一般消費者約５０人が参加。地場産野菜がたっぷり入った豚汁、大野産ナガイモの天ぷらなどを試食した。途中、農業などに関するクイズも行われ、大いに盛り上がった。

　函館市本町から来た加藤京子さん（７４）と息子の妻、和子さん（３６）は「地域の農業を応援したいと毎週欠かさず注文しているが、新鮮でとても満足している。子供や孫のためにも、生産者にはとにかく安全な品をお願いしたいですね」と期待していた。

　同ねっとへの問い合わせはTEL７７-１６９１（留守電）、ファクス７７-１６９２。

提供 - 函館新聞社

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