「アンサンブルモジェ」金賞受賞
update 2003/2/24 10:46
このほど旭川市大雪クリスタルホール音楽堂で行われた「第二回中田喜直記念コンクール」の本選・アンサンブル部門で、函館の女性合唱グループ「アンサンブルモジェ」(畑中佳子代表)が金賞に輝いた。同音楽堂で歌うのが夢だったというメンバーは、あこがれの舞台での部門最高賞に「夢のような出来事」と笑顔を見せている。
同コンクールは、国籍を問わず18歳以上であれば誰でも応募できる。独唱部門とアンサンブル部門があり、伴奏の有無は自由。課題曲は故・中田喜直氏作曲の「雪の降る街を」で、ほかに邦人作品から1曲、自由曲を選択する。
今回の本選・アンサンブル部門には、1次、2次予選(ともにテープ審査)を通過した7団体が出場。アンサンブルモジェは、メンバー14人のうち8人で挑んだ。函館の作曲家、佐々木茂さん(道教育大学副学長)に、無伴奏に合わせてアレンジしてもらった課題曲を披露。自由曲「小鳥が歌う」でも美しいハーモニーを紡ぎだし、審査員をうならせた。
惜しくも大賞は逃したものの、部門最高賞に畑中代表は「前日のリハーサルで、ホールの響き具合をつかんだのが良かった」と喜びを語り、自由曲でメロディーを担当した桜庭恵さん(24)も「緊張したけれど、気持ちよく歌おうと思って頑張った」とにっこり。昨年12月からメンバーとなったグループ最年少の青木由美絵さん(19)も「本番ではしっかり歌えた」と笑顔を見せる。
同グループは1999年に設立。現在、3月9日に札幌で開かれるアンサンブルコンテストに向けて練習中。「同大会でも金賞を狙いたい」と張り切っている。
提供 - 函館新聞社
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