函館高専入試に454人挑む

update 2003/2/24 10:45

　国立工業高等専門学校（高専）の２００３年度入試が２３日、道内４校で一斉に行われ、函館高専でも４５４人の受験生が試験問題に挑んだ。

　同校は機械工学、電気電子工学、情報工学、物質工学、環境都市工学の５学科。定員は各４０人。推薦受験を含めた志願者数は、前年度に比べ７２人増加し４５７人。５学科の平均倍率は同１・０ポイントアップの３・８倍。約９割が函館市内や近郊からの受験生という。

　試験は午前９時半から開始。受験生は張り詰めた空気の中、理科、英語、国語、数学、社会の５教科に緊張した表情で挑んだ。

　合格発表は２８日午前１０時。同校玄関前の掲示ほか、郵送や同校ホームページ上でも行う。

　同校によると、推薦受験の生徒が１４３人と前年度に比べ６１人増加。「絶対評価への移行で評定が従来に比べ高くなったことから、推薦を希望する傾向が強まったのでは」としている。

提供 - 函館新聞社

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