函館港長期構想検討委員会設置

update 2003/2/22 17:36

 函館市は、函館港港湾計画改訂の前段となる「函館港長期構想」を策定するのに伴い、学識経験者らで構成する函館港長期構想検討委員会をこのほど立ち上げ、港の抱える課題などについての検討をスタートさせた。構想策定にあたっての現況調査も新年度から実施、同予算案に関係経費4600万円を計上している。

 長期構想は「函館港の理想像を描くために、10―15年先を見越した長いスパンのもの」(港湾部)として、2005年をめどに予定される港湾計画の改訂に先んじて検討、策定を進める。

 このほど立ち上がった検討委員会は、学識経験者、港湾関係者、関係官庁担当者、一般公募などの25人で構成。初会合では日本港湾協会の栢原英郎理事長を会長に決めたほか、現在の港における課題を整理し、各委員から意見を聴取した。

 委員会開催は今回を含め3回となる予定で、検討内容や実施時期などの細部は現在のところ未定としている。

 また、構想策定に向けて新年度から現況調査を開始、河川水質や大気質の調査、貨物量などの推計などに着手する。同部では「長期構想がまとまる段階から、港湾計画策定に取り掛かりたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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