所得税の確定申告始まる

update 2003/2/18 10:39

　函館、江差、八雲の各税務署で１７日、２００２年分の所得税の確定申告の受け付けが一斉に始まった。函館税務署では初日約１３００人が訪れ、自分で申告書を作成する「自書申告」などで手続きを済ませた。

　確定申告の対象者は、事業や家賃、資産売却などの収入に基づく算出税額が配当控除と定率減税の合計額を超える人、給与の収入額が２０００万円を超える人など。申告期限は３月１７日まで。

　税務署では近年、申告納税制度の普及を図るため、納税者自身で記入する自書申告を推進。函館税務署では今年、２階の申告相談会場で「自分で書くコーナー」のスペースを広げたほか、ガイダンスに従って書類を自動作成するタッチパネルを所得税用８台、贈与税用１台設置するなど、環境を整えた。

　この日は職員５０人体制で対応。午前９時の開始から納税者が次々と訪れ、職員から申告書の記載や、タッチパネルの利用などのアドバイスを受けながら、申告手続きを進めていた。

　同税務署では「自書申告は年々定着してきている。例年、申告期限間際になると窓口が混雑するため、早めの申告を」と話している。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。