「遊々の森」協定締結セレモニー

update 2002/12/16 14:24

国有林を子供たちの体験学習の場として提供する「遊々(ゆうゆう)の森」制度で、檜山森林管理署(花木健英署長)と、しりうち緑の少年団育成会(五十嵐捷爾会長)がこのほど、道南で初の協定を締結し、15日午後2時から知内町中央公民館でセレモニーを開いた。同少年団(安岡駿団長=知内小6年)の子供たちが来年、遊々の森に植えるためのブナのポット苗作りに挑戦、健やかな成長を願いながら作業に汗を流した。

林野庁などが今年9月に立ち上げた制度で、各管理署が学校や自治体、少年団などと協定を結び、国有林を活動場所として提供する。これら団体はこの森をフィールドに、自然観察や植樹、樹木の手入れなどさまざまな取り組みを行う。

今回は同少年団を指導する同育成会が、この制度を通じた森の提供を申し出。同管理署は町内湯ノ里の国有林、約8・6ヘクタールの使用を受け入れ、13日、協定を結んだ。

セレモニーには、同管理署木古内事務所の池田秀明所長や五十嵐会長、同団員ら約30人が出席。安岡団長が「この森でいろいろな体験を重ね、自然を愛する心を育みます」と宣言。子供たちは同事務所員の指導でダンボールのキットを使った育苗鉢を作り、土を入れ、中に一つずつブナの種を埋めた。

ポット苗は団員が各自、自宅で育て、来年、湯ノ里の森に植える予定。

提供 - 函館新聞社



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