新年度の家庭ごみ減量経費、今年度比3000万上積み

update 2003/2/14 11:29

 函館市は、新年度の家庭ごみ減量化関係経費を、今年度より約3000万円増やし、約8700万円とする。このほど新年度予算案に盛り込んだ。電動生ごみ処理機の購入費補助金と、資源回収推進奨励金・謝礼金をそれぞれ大幅に上積みする。ごみ減量化に対する市民の関心の高さに応えるもので、今回の思い切った予算措置で一層の意識向上を図りたい考えだ。

 市は今年度当初、電動生ごみ処理機の購入補助金として250台分の予算を計上。ところが、予想を大幅に上回る1200人から応募があり、急きょ、年度途中で追加250台分の予算を補正措置した経緯がある。

 補助率は購入費用の2分の1で、3万円が上限。比較的高額な機器にもかかわらず、応募が殺到したことから、市は「ごみ処理有料化で、家庭にもごみ減量化の意識が広がった結果」(環境部)と受け止めている。

 このため、新年度は当初から500台分の予算を確保、予算額も今年度の750万円から1620万円にほぼ倍増する。

 また、資源回収推進奨励金は新聞・ダンボールを集めた町会、スポーツ少年団などに支給するほか、同謝礼金はこれらを回収する業者の運搬経費に充てられる。奨励金と謝礼金を合わせた予算額は7057万円で、こちらも今年度比2倍強の大幅増となっている。

 さらに市は、ごみの不法投棄対策として、監視システムを拡充する。設置個所をほぼ2倍に増やすことで、予算額も1210万円を見込んでいる。

提供 - 函館新聞社



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