棒二森屋が売り場を大改装
update 2003/2/14 11:25
棒二森屋(若松町17)は、本館、アネックスの売場を1988年以来15年ぶりに大規模改装する。両館に分散している20、30代のキャリア向けレディス、メンズファッションを本館に移設するなど、買い物の利便性を強化した売場の再編成が柱。既に売りつくしセールを展開し、11日から工事にも着手。3月8日にリニューアルオープンする。
従来、特にレディスファンションで本館が40、50代向けのミセス、アネックスがヤング、キャリアに分散していたが、キャリアを本館に移設、購買層の最も厚いミセスゾーンの再編などで「団塊の世代からキャリアまで本館の買い回り性をより高めたい」と同店。
具体的には、本館の1階が婦人靴やハンドバック売場を拡大し、キャリア向けブランドを増やす。2階はキャリア向けレディスを強化。「ラ・ブレア」を新規導入するほか、アネックスから6店を移設する。3階はミセスゾーンを再編する。
また、4階はヤング向けメンズブランド3店、ゴルフスポーツをアネックスから移設。靴下、肌着などの商品構成を拡大する。6階にはアネックスから文具を移設する。
一方、アネックスは、ヤング向けレディスを1階から3階に集約。7階のCD、楽器、書籍販売を5階に移し、書籍販売スペースは現在の2倍の500平方メートルに拡充、文芸、文庫本などの品ぞろえを強化する。6階には子供向けのアミューズメントコーナーを新設するなど新たな客層の取り込みを図る。
改装費用は約3、4億円。同店では「6月には新駅舎も開業する。駅前の核として、お客さまにより楽しんでもらえる百貨店づくりで、郊外に流れているお客さまを再び、駅前に呼び戻したい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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