映像で駒ヶ岳ＰＲ

update 2002/12/19 13:19

　七飯、森、砂原、鹿部の駒ケ岳周辺４町でつくる駒ケ岳周辺地域づくり推進連絡協議会（会長・田中邦夫七飯町助役）は来年度、駒ケ岳地域をＰＲするテレビ番組を製作、全道、全国ほか台湾でも放映する。駒ケ岳周辺の自然や観光名所、温泉、食を、台湾からの旅行客が多い冬場の映像も含めて紹介。同協議会事務局は「駒ケ岳の魅力を広域的にとらえて発信することで、周辺地域全体の観光振興につながれば」としている。

　同協議会は過去、宣伝用の小冊子を作製したが、テレビ番組は初めて。別途、ビデオも製作し各町で活用する。費用は750万円。うち函館開建が450万円を助成し、残りを道、道市町村振興協会、各町で負担する。

　テーマは「ぐるり駒ケ岳周辺エリアの旅」。主に大沼国定公園、噴火湾など駒ケ岳周辺の自然環境と食の紹介を通じ、農水産物などの特産品、観光施設などを幅広く取り上げる。１時間番組（正味46分）を予定。

　全道向けには北海道テレビ（ＨＴＢ）、全国向けにはＢＳ朝日でそれぞれ１回、台湾向けには現地のテレビ局を通じて７回放映する計画。来年にも製作に入る。18日に町役場で開かれた臨時総会では、制作段階から業者側と打ち合わせし、内容を詰めることにした。

　事務局は「海の幸、山の幸が豊富な駒ケ岳地域は、多様な観光資源を持つ。特産品や自然環境など幅広く紹介していきたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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