函館ハワイアンクラブ発足

update 2002/12/18 11:10

　ハワイ好き集まれ！―。今秋発足した「函館ハワイアンクラブ」（大上養之助会長）は、一般の入会者を募集している。これまで２カ月の準備期間で、市内のハワイアン・ミュージック・バンドやフラ・チームのメンバー100人が名を連ねたほか、初ライブの日程も正式に決まるなど基盤作りも順調。今後はハワイ通やハワイアン好きなどに広く呼び掛けていく方針で、同クラブでは「音楽や踊りを通してハワイそのものを楽しむ会にできれば」と意気込んでいる。

　発表会やボランティアの施設訪問などを続けているハワイアン・バンドやフラ・グループが「交流促進を図るクラブを作ろう」と今年10月１日に結成。発足後は各バンドやチームなどへの入会勧誘などでその数を増やし、17日現在で会員はバンド５グループ、フラ５チームを中心に106人が登録するまでになった。大上会長は「気軽な交流を目的に結成したが、短期間でこんなに集まるとは思わなかった」と予想以上の反響を喜んでいる。

　役職もほぼ固まり、会員数も増えたことから、17日には大上会長、酒井静夫事務局長、高田稔雄会計・広報担当の３人が集まり、今後の方針について話し合った。

　主な活動案として「月に３、４回のライブ」「年２回の交流会」「フラ＆ハワイアンフェスティバルの開催」などを挙げ、発足後の初ライブを来年１月に行うことを決定。また、クラブの性格上、ハワイアン・ミュージックファンやハワイ旅行好きなど、演奏者や踊り子以外の加入を積極的に呼び掛けることにした。

　大上会長は「旅行でハワイに60回も行っている人もいるし、ハワイアンを聴くのが何よりも好きという人もいる。そんな人たちが楽しめるような、ハワイ情報満載のクラブにしたい」と話している。

　初ライブは来年１月13日に本町32のハワイアンレストラン＆カフェ「ＰＡＩＮＡ（パーイナ）」で開く。演奏は「ココナッツ・レイ」で、午後６時半からの２ステージ。

　同クラブの入会金、年会費はともに1000円。問い合わせは酒井事務局長TEL５９・３７９９。

提供 - 函館新聞社

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