高橋氏が出馬表明

update 2003/2/6 11:08

 4月の道知事選に自民党道連が推す前道経済産業局長の高橋はるみ氏(49)は5日、札幌市内のホテルで記者会見し、正式に出馬を表明した。堀達也知事の改革路線継承を基本に、自民党とは政策協定を結ばない方針を示し、「かつてのフロンティアスピリッツを取り戻し、新しい北海道を立ち上げたい」と意気込みを語った。

 高橋氏は立候補を決めた理由について「北海道を離れたことで、熱い思いが募った。わたしが知事になることが、最も(北海道の)役に立てると思った」と説明。政策のポイントとして〈1〉新産業の創造、雇用の場の拡大〈2〉21世紀の本道を担う人づくり〈3〉道庁改革―の3点を挙げ、政策策定に際し、民間非営利団体(NPO)関係者らと協議する考えを示した。

 堀知事の改革を引き継ぎながらも「女性の視点を加える」と違いを訴え、「特定政党の考えに偏って仕事はしない」と強調。北海道新幹線については「経済活性化のインフラ整備のうえで重要」との認識を示し、高速道路整備にも「大きな声で主張していい」と積極的な姿勢をみせた。

 高橋氏は会見に先立ち、道議会自民党議員総会に出席。堀知事を推していた道議側と融和を図った。

 高橋氏は富山県出身。一橋大卒業後、旧通算省入りし、2001年1月から昨年12月まで道経済産業局長を務めた。

 知事選をめぐっては、共産党が推薦する道教組委員長の若山俊六氏(64)、道議会議長の酒井芳秀氏(58)=自民党、日高管内=が出馬を表明。道副知事を辞任した磯田憲一氏(57)も立候補に向け、準備を進めている。

提供 - 函館新聞社



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