8月の市内大型店売上、前年同月比4・9%減

update 2003/10/27 11:39

 函館商工会議所は8月の函館市内第1種大規模小売店舗(大型店)の売上高をまとめた。9店の総額は44億9400万円で、前年同月比4・9%減で、2カ月連続の前年割れ。同会議所は同月10日に西武函館店が閉店し、主力商品の衣料や食料が低調だったとみている。

 品目別にみると、主力商品の衣料が、同店閉店に加え、冷夏も影響し、極端に不調。同5・3%減の12億8800万円にとどまった。食料品も伸び悩み14億5600万円で、同6・3%減となり、今年に入り、一番の下げ幅となった。

 このほか、雑貨が同0・7%減の44億2700万円、家庭用品が1・6%減の26億8514万円、身の回り品が同1・6%減の4億300万円―となり、いずれも前年割れとなった。

 サービスだけが好調で、一部で、携帯電話の需要増加などから、1億3400万円と同28・8%増。2カ月連続のプラスとなり、前月比でも13・2%増と大幅な伸びを示した。

提供 - 函館新聞社



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