漁火鍋

update 2003/10/25 11:01

　観光客や市民に函館の味覚、イカを味わってもらおうと、はこだて湯の川温泉観光協会（鈴木恵子会長）は１２月１日から「第３回冬の味覚まつり」を開く。協会に加盟する２０のホテル・旅館が、来年３月末までの期間中、希望する宿泊客や宴会客に名物「漁火（いさりび）鍋」を提供。各施設が工夫を凝らし、味の競演を繰り広げる。

　同協会は２４日に漁火鍋の発表会を開き、報道機関や雑誌社、旅行会社など約５０人にお披露目した。今回はイカをつみれにした、しょうゆ仕立ての寄せ鍋と、イカをしゃぶしゃぶで食べるみそ風味の鍋の２種類を用意。イカばかりでなく、新鮮な旬の野菜も盛りだくさんで、同協会は「心も体も温まるので、ぜひご相伴を」と話している。

　鍋の料金、味などは宿泊施設で異なる。昨シーズンの実績は２８００食で、今シーズンは５０００食が目標。１１月中旬から、函館や札幌、盛岡などＪＲ駅で試食会を開きＰＲする。

提供 - 函館新聞社

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