医師連盟が自主投票
update 2003/10/24 10:44
函館市医師会の政治団体、函館医師連盟(山英昭委員長)は23日までに、衆院選道8区を自主投票とすることに決めた。1996年の小選挙区制導入以来、衆院選で自主投票となったのは初めて。
推薦は複数会員の事前推薦が前提。自民党公認の新人、佐藤健治、民主党の前職、金田誠一の両氏から推薦を願う申し出があったほか、一部の会員から保守系無所属の新人、前田一男氏を推す声が上がった。しかし、佐藤、金田の両氏が、会員の推薦を取り付けていなく、前田氏も日本医師会、日本歯科医師会などの四師会が行った候補者に対するアンケートに答えてなかったなどの理由から、自主投票とした。同連盟は「自主投票は市長選や道議選を含めると珍しいことではない」と話している。
同連盟の推薦は、政党に対するものではなく、候補予定者個人が対象。自民党公認候補に限定されておらず、与党が好ましいとされている。今回推薦者を決めなかった背景には「各候補、混戦模様なので一歩引き、様子を見たい」(関係者)という思惑も働いたとみられる。
同連盟は同医師会会員560人のうち、約7割が加盟する任意団体。96年と2000年の衆院選は佐藤孝行氏(自民)が推薦された。(衆院選取材班)
提供 - 函館新聞社
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