ひと足早く節分
update 2003/2/3 11:01
3日の節分にちなみ、函館市昭和の永全寺(斉藤隆明住職)本堂で2日、節分祭が開かれた。同寺オリジナルの「開運まんじゅう」をはじめ、豆や菓子などがまかれ、檀家(だんか)や地域住民ら集まった約300人がビニール袋を手に歓声を上げた。
同祭は50年以上続く伝統行事。若い人の寺離れに歯止めを掛けようと、昨年からオリジナルまんじゅうをまいている。
最初に、斉藤住職ほか5人の僧侶が、参詣者の家内安全や無病息災などを祈とう。蛇腹状になった経典を開閉し、ご利益のある風を生む「転読」などが行われた。
儀式が終わると、集まった人たちは自宅から持ってきたビニール袋を広げ、万全の構え。厄年の人や斉藤住職らが勢いよくまき始めると、本堂は騒然となり、熱い“争奪戦”が続いた。
用意した開運まんじゅう250個の中には、鶴亀をかたどった和菓子「和三盆」の入った5個もあり、引き当てた人に魚沼産コシヒカリ10キロが贈られた。
提供 - 函館新聞社
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