台湾チャーター便が好調
update 2003/10/23 10:59
台湾と函館空港とを結ぶ国際チャーター便が好調を維持し、今年の年間を通した便数と利用客数は、205便、3万2737人だった昨年並みの実績となる見通しだ。春先にSARS(新型肺炎)騒動で欠航が相次いだが、今年から日台間のチャーター便運行枠が撤廃されたこともあり、昨年1便もなかった12月の運行も、今年は20往復以上が予定されている。
市によると、台湾チャーター便は今年9月末現在で163便が運行され、2万5782人が利用。SARS騒動で4―6月に30便余りが欠航したが、台湾の北海道ブームが、夏場持ち直した実態がうかがえる。今後は10、11月合計で78便、12月には44便の運行が予定されており、「クリスマスファンタジー」の時期に合わせた観光客増加に期待がかかる。
台湾便の利用実績は22日の市議会決算特別委員会(能川邦夫委員長)で、桶本建郎委員(はこだて市民クラブ)が一層の実績向上を求め、里見滋港湾空港部長が「昨年並みの乗客数は確保できる」と述べた。また、同空港の出入国管理体制をただした中江捷二委員(公明党)に、同部長は「4人が配置されているが、チャーター便増加で函館空港が多忙な際には札幌からの応援もある。今後も関係省庁に体制強化を要望していきたい」とした。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。