選挙控え集金活動活発化
update 2003/10/21 10:26
道選挙管理委員会は21日付道公報で、道内政治団体の2002年分の政治資金収支報告書を公表した。前年繰り越し分を除く政党、政治団体の収入総額は104億1700万円。前年に比べ、3・5%減の落ち込みとなった。ただ、後援会などの政治団体の収入は3年ぶりに増加。統一地方選を控え、集金活動が活発になったことがうかがえる。
報告書を提出した政党、政治団体は、提出義務のある4751団体のうち88・6%に当たる4209団体。前年より83団体増えた。繰り越し分も含めた収入総額は139億8400万円(前年比3・1%減)。支出総額は98億8600万円(同7・3%減)だった。
同年の収入総額のうち、政党は同11・2%減の55億4300万円となり、自民党が23億3700万円(同17・9%減)で3年連続トップ。共産党の23億2500万円(同1・0%増)、民主党の6億2200万円(同4・1%減)、公明党の1億4100万円(同47・6%減)が続く。
その他の政治団体は同7・0%増の48億7500万円。2001年の政治資金規正法改正で、政治家個人への企業・団体献金が禁止され、収入が激減していたが、今年4月の統一地方選を前に、資金が大きく動いたとみられる。
収入のうち寄付が48・9%(前年比0・4ポイント減)を占めた。内訳は個人献金が20億5800万円で同0・1%増。企業・団体献金は10億7900万円で同22・7%減となった。
提供 - 函館新聞社
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