渡島・桧山管内政治団体収入、石寺前道議がトップ
update 2003/10/21 10:25
道選管が21日公表した道内政治団体の2002年分政治資金収支報告書によると、渡島、桧山管内は後援会など政治団体の収入(前年繰り越し分を除く)で、道議の関係団体が上位に躍り出た。衆院議員の関係団体を上回り、統一地方選に向けた資金集めが顕著に現れている。
政党収入では共産党函館地区委員会の6222万円(前年比291万円減)が最も多く、同党渡島桧山地区委員会が5897万円(同220万円増)で続く。
次いで、自民党道渡島支庁第3支部の3724万円(同1632万円増)、同党道函館市第1支部の3520万円(同1832万円増)、同党道8区支部の2831万円(同1409万円減)。このほか、1000万円以上の収入があった同党の4支部で6131万円の収入を報告した。
民主党道8区総支部(道南総支部)は2081万円で同746万円減、公明党函館総支部は363万円で同53万円増、社民党道南支部連合は25万円で同155万円減だった。
政治団体の収入では、道議選渡島支庁区で落選した石寺廣二前道議(自民)の連合後援会が3682万円(同3682万円増)でトップ。同区で当選した野呂善市道議(同)の連合後援会が2257万円(同81万円減)で続いた。
道知事選に出馬した鉢呂吉雄元衆院議員(民主)は、連合後援会が1958万円(同1167万円減)、資金管理団体「はちろ吉雄と21世紀の会」が1320万円(同119万円減)。金田誠一前衆院議員(同)の資金管理団体「誠心政経フォーラム」は1302万円(同121万円減)だった。
公職選挙法違反で逮捕、起訴された河野光彦前道議(無所属)は、資金管理団体の連合後援会が580万円(同350万円減)。
井上博司函館市長の関係では、資金管理団体「はこだて未来研究会」が103円(同200万円減)、後援会「21世紀の函館を創(つく)る会」が3万円(同2269万円減)にとどまった。
提供 - 函館新聞社
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