松崎さんがインスタントラーメン料理コンテストに出場
update 2003/1/31 11:17
函館短期大学付設調理師専門学校1年の松崎正浩さん(31)が2月11日、東京・服部栄養専門学校で開かれる「あしたの食の専門家が考える―インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト東日本大会」に出場する。即席めんで作ったとは思えないほど、見た目が鮮やかなオリジナル作品「海鮮リゾット風」で優勝を狙う。
同大会は、即席めんや調味料のメーカーなど86社でつくる日本即席食品工業協会の主催。身近な即席めんを使いながら、栄養で手軽な健康メニューを提案してもらおうと企画した。作品の応募は400通で、書類審査の結果、松崎さんをはじめ12人が大会出場権を獲得した。
松崎さんが「海鮮リゾット風」を考えたのは、子供や高齢者に食べやすいものを―との思いから。「ラーメンをズルズルすするのは、意外に食べにくい。だから刻んでみた」という。
海鮮リゾット風は、乾燥状態の即席めんを10秒間、湯に通す。取り出した面をあらみじん切りし、かたくり粉をまぶす。使用する即席めんは、函館ならではの「塩ラーメン」。具に盛りだくさんの魚介類を入れるため、見た目はリゾットそのもので、トロトロのスープでぷりぷりしためんの食感が楽しめる。
松崎さんは、小学校教諭を勤めていたが、食への思いが断ち切れず、昨年3月に退職。同専門学校で学びながら、市内の飲食店で修業している。「大会では“函館から来た”というだけで期待される。その期待を裏切らないよう頑張りたい」と抱負を語っている。
提供 - 函館新聞社
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