23、24日に「北海道都市問題会議」

update 2003/10/18 13:54

 道内の各都市が抱える課題について意見を交わす「北海道都市問題会議」(道都市学会、道市長会、函館市主催)が23、24の両日、函館国際ホテル(函館市大手町)で開かれる。函館開催は1988年以来15年ぶりで、全道各地の首長、議会議員、自治体職員、まちづくり有志ら約200人の来場が見込まれる。

 74年から全道34市の持ち回りで、ほぼ毎年開かれてきた。28回目の今回のテーマは「都市は蘇るか〜地方都市の再生と未来〜」。基調講演やパネルディスカッションを通じて地方都市の現状や課題、再生に向けた将来への戦略などを語り合う。

 基調講演を行うのは大阪大大学院工学研究科の鳴海邦硯(くにひろ)教授。都市計画や環境デザインの専門家で、演題は「行ってみたい都市の形成〜都市ツーリズム時代を迎えて〜」。

 パネルディスカッションのコーディネーター(司会)は札幌国際大の市岡浩子助教授(観光経営学)。パネリストは金森商船(函館)の渡邉兼一社長、同市内のまちづくり団体「スプリングボードユニティ21」の折谷久美子代表、まちづくりコーディネーターとして札幌市内などで活躍する吉岡宏高氏ら5氏。鳴海教授と函館高専の韮澤憲吉教授がコメンテーターとして参加する。

 「地域の個性をいかす―赤煉瓦倉庫群の再生をとおして―」(渡邉社長)など、パネリストの5氏が地方都市に関するテーマで意見を述べた後、コメンテーターや一般来場者からの意見を交えながら議論を深めていく。

 参加無料。時間は基調講演が23日午前10時15分から同11時45分。パネルディスカッションは同日午後1時15分から同4時半。受け付けは午前9時半からで、開会は同10時。なお、24日は希望者による市内見学が行われる予定。

 問い合わせは市企画管理課(TEL21・3620)。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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