初売り福袋の準備本格派

update 2002/12/18 11:04

 新年の初売りを飾る恒例の福袋の準備が市内大型店で始まっている。17日には棒二森屋で袋詰め作業がスタート、他店でも下旬には作業に入る。個人消費の低迷などで大型店の売上高は前年割れが続いており、各店とも多彩な“初夢”を袋に詰め、消費回復への景気付けを期待している。

 棒二森屋では定番の1万円袋を500個用意し、中身は「どこの家庭でも利用価値のある商品を」と実用型にこだわった。家庭用品や寝具、衣類など8点を入れるほか、約半数の袋にはカラーテレビやMDステレオ、羽毛ふとんなどの高級商品の目録も。袋詰め作業は10数人の社員が法被姿で、クリスマス前まで続ける。

 丸井今井函館店では「買いやすさ」を考え、今回は、5万円袋をやめ、1万円袋500個に絞った。家庭用品などのほか、婦人雑貨やアクセサリーなどファンション性の高い商品も取り入れている。また、初売り当日、6000円―500円の食料品が当たる抽選会に参加できるなど内容面で趣向を凝らした。

 西武百貨店函館店では事前予約で300個、当日販売で100個の1万円袋を提供。総額で3、4倍となる商品に加え、4人に1人の割合で、ホテル宿泊券や家電製品が当たる「ラッキー賞」も入れている。

 5万円の福袋を用意するのはテーオーデパート。10個限定で、人気ブランド商品や家電、家具など5点20数万円相当。店頭で商品内容を公開している。また、1万円袋は200個販売する。

 各店とも既に予約を受け付けており「昨年並みの出足」という。「福袋は新年の縁起物。皆さんに幸せな気持ちになってもらえれば」と話している。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです